旭川医科大学

豊かな人間性と幅広い学問的視野を有し生命の尊厳と高い倫理観を持ち高度な知識・技術を身につけた医療人及び研究者の育成


1980年の旭川医科大学の入学試験で、受験生が10分間で「ニワトリ」と「ハエ」の絵を描くように指示され、その後、足が4本の「にわとり」や8本足の「はえ」の絵を配布、「3、4歳児でも鳥の絵は描けるのに、日本では満足に描けない大学生がいる。
配布されたような絵を描く学生が多く現れるにいたった背景について、現代日本の社会、生活、教育、学習環境などの問題を主体的に受け止め、所見を述べなさい」という出題がなされた。
この件に関する新聞報道を発端として、現在っ子・都会っ子の自然離れ、理科教育、美術教育など様々な角度から議論がなされ、論文・書籍なども多数刊行された。

大学は、医学部のみの1学部2学科(医学科と看護学科を設置)からなる医学系単科大学。
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所在地の緑が丘は小中高大・専門学校・看護学校と教育機関が集中しているという、勉学に励むのに良い立地条件のせいか、入学時の偏差値が国公立大学医学部では下位にも拘らず、CBTや医師国家試験の成績は概ね良好である。